16世紀のスペイン統治時代の風景がそのまま残る街ビガン。
ビガンのあるイロコス地方は、ルソン島の北西部のエリア。
4つの州で構成されています。
- 北イロコス州（イロコスノルテ）
- 南イロコス州（イロコススル）
- ラウニオン州
- パンガシナン州
南イロコス州の州都 : 世界遺産の街ビガン（Vigan）です。
北イロコス州の州都 : 空港のあるラオアグ（Laoag）です。
北イロコス州は、マルコス元大統領の出身地としても有名な場所。
ビガンまでの行き方
マニラ ⇔ ビガンへの行き方は２つあります。
① 長距離バス 7～9時間
② 飛行機1時間 + バス2時間 ＋ トライシクル20分
時間を考えると断然②！！
コストと乗換の少なさ（難易度）を考えると①ですね。
今回私は、行き①＆帰り②でトライしてみました。
世界遺産のわりにアクセス情報があまりないですよね？
『世界遺産のビガンに是非行きたい！』と思っている方の参考になればうれしいです。
マニラ ⇒ ビガンのバス移動
長距離バス7～9時間の旅をチョイスしてみました。
普通だったら絶対に選択しませんが、なんと夜行バスが出てるんです。
夜行バスだったら寝れるかも！
夜行バス移動のメリットは・・・
- 移動中に寝れたら時間有効に使える
- 飛行機よりも安い
- ローカルバス体験できる
バス会社はPatrasという会社で、バスはCubaoかPasayから出ています。
今回はマカティから近いPasayのPartasバスターミナルから乗りました。
オンライン予約も可能です ⇓
大まかなスケジュール
- 22:00 Makati出発
- 22:15 Pasay Partas バスターミナル着
- 22:20 Pasay Partas バスターミナル発
- 4:45 ビガン着 （翌朝）
もともとはウェブサイトに載っている23:55発のバスに乗車しようと考えていました。
でも、もし乗り遅れたら次のバスがない！！
『じゃあ念のために早めに出発しよう！』と思って早めに出たのがよかったです。
バスターミナルに着いたら、
スタッフが『Where are you going?』と聞かれたので
『Vigan！』と答えたら今ちょうどバスが出るから乗れ乗れ！とのこと。
全然スケジュールとは違う時間じゃん？
せっかくのタイミングなので、すぐにバスに乗り込みました！
あとは着くまで乗っていればいいので一安心。
車内では、
- 各座席にモニターあり
- トイレもあるので安心
- 中央の全体用モニターがつけっぱ
- 超寒い ⇒ ※上着は必須！
うとうとしながら、モニターを眺めるとインディアナジョーンズ放映中・・・
誰も映画みてないじゃん～とめてよ！
ビガンまで何か所かで止まり、トイレ休憩もありました。
座席のシートは固めで、長時間座ってると痛くなる感じで体勢をこまめにかえてました。
寝て起きてを繰り返し状態でビガンに到着。
ビガンのバスターミナルははずれの方、ローカルマーケット近くです。
ここから目抜き通りのクリソロゴ通りまで徒歩10分ほど。
早朝なので、さっぱり人がいない！
よく寝てないせいか、変なテンションになってたけど、
世界遺産の街ビガンにようやく到着したわくわく感アリでした♪
ビガン ⇒ マニラの飛行機移動
ビガン ⇔ マニラ便は、フィリピン航空とセブパシフィック航空が運航しています。
調べたら往路・復路とも一日3便のみ。（2024年2月16日現在）
※曜日によって便数が違うので要確認です。
便数が少ないのがデメリットですが、何といっても移動時間が短い！
バスと比べたら高いので、飛行機で移動する場合は早めに予約するのがおすすめ。
空港があるのは北イロコス州の州都ラオアグです。
ビガンとラオアグは車で2時間ほどの距離。バスで移動する必要があります！
当然、バスの時刻表はウェブサイトにありません！
これぞフィリピン！
早朝バス停まで行って『何時にLaoag行きのバスがきますか？』聞きに行きました。
『11時～12時の間だよ！』っていうアバウトな返事。
Pasayからくるバスがビガンでストップするとのこと。
またまた乗りそこねたらやばい！ので早めにターミナルで待機することにしました。
この日のスケジュール
夜21:20発のフィリピン航空便でマニラに戻る予定です。
- 11:30 ビガン バスターミナル出発
- 13:30 ラオアグ到着
- 13:30 ラオアグ出発（By トライシクル）
- 14:00 Paoay教会着
- 15:30 Paoay教会→ラオアグ市内
市内ブラブラ - 17:30 ラオアグ市内出発（By トライシクル）
- 18:00 ラオアグ空港着
市内から空港まで渋滞なければトライシクルで20分ほど。
もちろん料金は交渉すべき！
あまり遠くに行かない場合の料金は、一律20ペソです。
バス停 → Paoay教会 → 市内
トライシクルのおっちゃんは、500ペソって言ってきましたが、
『マハル（タガログ語で高い！）』って言って400ペソにしてもらいました。
距離的にトータルで1時間 + 待ち時間2時間あったのでまぁいいだろう！
こういう交渉も旅の楽しみ♪
空港に着いてビックリ！
なんと18:30PM～空港オープンとのこと・・・。
30分は外の待合席で待つことに。
早め早めの行動！と思ったけど、空港へ行くのは18:30以降にすべし！
空港内には、
- 簡易なコンビニ？
- ブラインドマッサージ
- ウォーターサーバー
があります。
時間つぶしにマッサージをお願いしました。
空港料金で1時間500ペソ！
マカティなみにお高めだけど、マッサージ自体はなかなかよかったです。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
バスの移動は
- 簡単で安い
- 時間がかかる
飛行機の移動は
- 便数が限られる
- バス移動への乗換が面倒
- 時間はバスより早い
バスで寝られるならば、バス移動はアリだと思います。
しっかり寝られるようにピロー、耳栓、アイマスク、上着、など万全の準備は必須！
やっとこさ、ビガンに到着したぁ～
っていう感動を味わうこともできます♪
バスに乗ってるだけだけど・・・
フィリピンが誇る世界遺産のビガンとパオアイ教会。
足をのばしてでも見に行く価値はあります。
見どころと食べものについてはこちらの記事も参考に！
住んでいるからこそ、トライして発信できます。
これからも、『ココいいじゃん！』っていうモノやお店の記事をどんどんあげていきます。
この記事が皆さんのお役に立てればうれしいです。
